渋沢栄一が教える人生をひらく脳の使い方 篠浦伸禎(都立駒込病院脳神経外科部長)

渋沢の右脳主体の生き方、経営者、働く従業員、その家族、顧客など皆の幸せを考えた、欧米型の金融資本主義ではない「日本型資本主義」のあり方は、これからの世界を変えていく大きな力を持っていると思います

篠浦伸禎
都立駒込病院脳神経外科部長

 日本では戦後、血縁地縁を基礎にした家族や地域共同体の結びつきがどんどん破壊され、人々はバラバラになってしまいました。いま日本が直面する様々な問題の根もそこにあると私は考えています。
 そのような中で、渋沢の右脳主体の生き方、経営者、働く従業員、その家族、顧客など皆の幸せを考えた、欧米型の金融資本主義ではない「日本型資本主義」のあり方は、これからの世界を変えていく大きな力を持っていると思います。

プロフィール

篠浦伸禎

しのうら・のぶさだ―昭和33年愛媛県生まれ。東京大学医学部卒業。富士脳障害研究所、東京大学医学部附属病院、国立国際医療センターなどで脳外科手術を行う。平成4年東京大学医学部の医学博士を取得。シンシナティ大学分子生物学部留学。帰国後、国立国際医療センターなどで脳神経外科医として勤務。21年都立駒込病院脳神経外科部長。脳の覚醒下手術ではトップクラスの実績を誇る。著書に『脳から見た日本精神~ボケない脳をつくるためにできること~』『論語脳と算盤脳 なぜ渋沢栄一は道徳と経済を両立できたのか』(共にかざひの文庫)。


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